2015/02/19

TWO PANHEAD ARCHIVES Vol.1


 

現在ブルーグルーブでストックしているFOR SALEの49`と51`のパンヘッド。
2台のハイドラが同時にFOR SALEとなる事も少ないですから
この機会にエクステリア関係から、各部ディテールなどをフューチャーして
数回に渡り、パーツ構成等を検証してみたいと思います。
この2台。同じパンヘッドのハイドラでも、たった2年間で
細かなディテール等がだいぶ異なってきます。
エンジンの構造など時代の変化と共に飛躍的に進歩した
1950年代のテクノロジー、デザイン等、それらを追う事で
パンヘッドへの造詣やビンテージハーレーへの理解が深まり、
また、その時代背景を追う手がかりとなればと思います。
そして、それらを楽しむこともビンテージハーレーに乗る事の
テイストを味わう隠し味となる事でしょう。


 

 
まずはこちらの51`FL。
オールドリペイントのグッドラニングコンディションの1台。
パーツ構成は90%オリジナルと言えます。


そして現在レストア中の49`FL。
こちらもオールドリペイント。
まだタイヤも当時のGOOD YEARを履いている状態で
こちらもパーツ構成はほぼオリジナル。
70年代に一度リビルドされた際に純正アフターパーツを使ったリペアと
当時のアクセサリー類のみで構成されたハイドラです。

 
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FRONT END

 
まずはフロント周りから比べてみましょう。

49年と言えばフロントがハイドロリックフォークとなった初年度。
そして49年オンリーのパーツが多く
初期型パンヘッドの中でも、そのレアパーツのマッチングは希少となります。

まずはフォークから
49オンリーの-48品番のキャスティングが残るフォークボトム。
オリジナルは出荷時にインナーと合わせブラックアウトされていて
ボトムの仕上げもそれ以降と比べるとラフな仕様です。


49はパンヘッドカバーを始め
多くのステンレスパーツが車体に使われていますが
こちらの個体もマッチングで、それらが残っています。

こちらは49オンリーの
[Hydra-Glide]のキャスティングなしのフォークカバー。
同じく49オンリーのフォークトップナット。
写真に写るハンドルライザーはオリジナルペイントのまま
配線もオリジナルのまま残っています。

こちらは51年のフォークカバー。



フロントブレーキワイヤーのアジャスターサイズと形状の違い
Pクランプ仕様の49オンリーパーツです。



右が49`左が51`で50年からの共通パーツ。

そして、フロントフェンダー。
49オンリーはステーのリベットなしのスムースタイプです。
それ以降はリベット留めとなります。


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Chassis


さて、次はフレームです。
48-53までがパンヘッド前期のウィッシュボーンフレームですが
その中でも、細かい仕様が異なってきます。

こちらは49年ですが
曲りやクラックの点検、クリーンナップを兼ねて
一度フレームのみにしている所です。






こちらのフレーム。49年の前期ですが特徴として
まずはホーンマウントブロックがスクエアで溶接。
そしてウィッシュボーンのダウンチューブが、それまでと同じラウンド形状です。
49後期よりダウンチューブがフラットとなります。


こちらは51年。ブラケットは溶接でスクエアが付いていますが
ウィッシュボーンのダウンチューブがフラットの形状。
ホーンマウントのブロックは通常51年からそれ以降のラウンドタイプとなりますが、
こちらは51年の初期型です。


参考までにこちらは53年のオリジナルペイント。
ホーンブロックがラウンドとなっています。


こちらは49年のTOPモータマウント。
48年はセンターのリブなしで49からの仕様です。


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続いて各部のキャスティングナンバーを見てみましょう。

サイドカーループ右はキャスティングナンバー上のダイナンバーが1
 
 
左ループは 2。
ちなみに50-51年はサイドカーループのダイナンバーは無しとなります。


ステアリングヘッドのナンバーは17


シートポストナンバーは1。


右アクスルプレートは7



左アクスルプレートは10


これらのナンバーは48年の後期のダイナンバーとなりますので
エンジンのキャスティングと合わせて49年初期型で
間違いありません。


こちらは51年の右アクスルプレート。
ナンバーは9



左プレートは14

これらはレイト50年後期とアーリー51年のナンバーです。

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さて、1回目となりました
「TWO PANHEAD ARCHIVES」
次回はエンジン回りなどを紹介したいと思います。





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