現在ブルーグルーブでストックしているFOR SALEの49`と51`のパンヘッド。
2台のハイドラが同時にFOR SALEとなる事も少ないですから
この機会にエクステリア関係から、各部ディテールなどをフューチャーして
数回に渡り、パーツ構成等を検証してみたいと思います。
数回に渡り、パーツ構成等を検証してみたいと思います。
この2台。同じパンヘッドのハイドラでも、たった2年間で
細かなディテール等がだいぶ異なってきます。
エンジンの構造など時代の変化と共に飛躍的に進歩した
1950年代のテクノロジー、デザイン等、それらを追う事で
パンヘッドへの造詣やビンテージハーレーへの理解が深まり、
また、その時代背景を追う手がかりとなればと思います。
エンジンの構造など時代の変化と共に飛躍的に進歩した
1950年代のテクノロジー、デザイン等、それらを追う事で
パンヘッドへの造詣やビンテージハーレーへの理解が深まり、
また、その時代背景を追う手がかりとなればと思います。
まずはこちらの51`FL。
オールドリペイントのグッドラニングコンディションの1台。
パーツ構成は90%オリジナルと言えます。
パーツ構成は90%オリジナルと言えます。
そして現在レストア中の49`FL。
こちらもオールドリペイント。
まだタイヤも当時のGOOD YEARを履いている状態で
こちらもパーツ構成はほぼオリジナル。
70年代に一度リビルドされた際に純正アフターパーツを使ったリペアと
当時のアクセサリー類のみで構成されたハイドラです。
当時のアクセサリー類のみで構成されたハイドラです。
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まずはフロント周りから比べてみましょう。
49年と言えばフロントがハイドロリックフォークとなった初年度。
そして49年オンリーのパーツが多く
初期型パンヘッドの中でも、そのレアパーツのマッチングは希少となります。
まずはフォークから
49オンリーの-48品番のキャスティングが残るフォークボトム。
オリジナルは出荷時にインナーと合わせブラックアウトされていて
ボトムの仕上げもそれ以降と比べるとラフな仕様です。
49はパンヘッドカバーを始め
多くのステンレスパーツが車体に使われていますが
こちらの個体もマッチングで、それらが残っています。
こちらは49オンリーの
[Hydra-Glide]のキャスティングなしのフォークカバー。
同じく49オンリーのフォークトップナット。
写真に写るハンドルライザーはオリジナルペイントのまま
配線もオリジナルのまま残っています。
こちらは51年のフォークカバー。
フロントブレーキワイヤーのアジャスターサイズと形状の違い
Pクランプ仕様の49オンリーパーツです。
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Chassis
さて、次はフレームです。
48-53までがパンヘッド前期のウィッシュボーンフレームですが
その中でも、細かい仕様が異なってきます。
こちらは49年ですが
曲りやクラックの点検、クリーンナップを兼ねて
一度フレームのみにしている所です。
こちらのフレーム。49年の前期ですが特徴として
まずはホーンマウントブロックがスクエアで溶接。
そしてウィッシュボーンのダウンチューブが、それまでと同じラウンド形状です。
49後期よりダウンチューブがフラットとなります。
こちらは51年。ブラケットは溶接でスクエアが付いていますが
ウィッシュボーンのダウンチューブがフラットの形状。
ホーンマウントのブロックは通常51年からそれ以降のラウンドタイプとなりますが、
こちらは51年の初期型です。
こちらは51年の初期型です。
参考までにこちらは53年のオリジナルペイント。
ホーンブロックがラウンドとなっています。
ホーンブロックがラウンドとなっています。
こちらは49年のTOPモータマウント。
48年はセンターのリブなしで49からの仕様です。
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続いて各部のキャスティングナンバーを見てみましょう。
サイドカーループ右はキャスティングナンバー上のダイナンバーが1
左ループは 2。
ちなみに50-51年はサイドカーループのダイナンバーは無しとなります。
ステアリングヘッドのナンバーは17
シートポストナンバーは1。
右アクスルプレートは7
左アクスルプレートは10
これらのナンバーは48年の後期のダイナンバーとなりますので
エンジンのキャスティングと合わせて49年初期型で
間違いありません。
こちらは51年の右アクスルプレート。
ナンバーは9
左プレートは14
これらはレイト50年後期とアーリー51年のナンバーです。
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さて、1回目となりました
「TWO PANHEAD ARCHIVES」
次回はエンジン回りなどを紹介したいと思います。
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ブルーグルーブの13周年アニバーサリー・キャンペーン
3月末日まで開催中です。詳細はこちらよりどうぞ!
http://bluegrooveshopblog.blogspot.jp/2015/01/blue-groove-13th-anniversary-feb-mar.html
ちなみに50-51年はサイドカーループのダイナンバーは無しとなります。
ステアリングヘッドのナンバーは17
シートポストナンバーは1。
右アクスルプレートは7
左アクスルプレートは10
これらのナンバーは48年の後期のダイナンバーとなりますので
エンジンのキャスティングと合わせて49年初期型で
間違いありません。
こちらは51年の右アクスルプレート。
ナンバーは9
左プレートは14
これらはレイト50年後期とアーリー51年のナンバーです。
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さて、1回目となりました
「TWO PANHEAD ARCHIVES」
次回はエンジン回りなどを紹介したいと思います。
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Hi panhead still for sale?
返信削除Thank you.