56年のパンヘッド純正のストレートレッグフレームに
1968年のマッチングモーターを積み込んだ
この上ないセットアップのアーリーショベル・チョッパーです。
アーリーショベルとは1966年から69年のみの製造と言う
ハーレーの各エンジンモデルの歴史から見ても非常にレアな年式です。
68年のFLHは当時の生産台数5300台(H-D 1903-1969オフィシャルブックより)
であり、この様にマッチングのケース/シリンダー、ヘッドと
当時のままの状態で残っているモーターも今となっては少ないです。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhEQ3ZuFpBGeJKNcKxoXp39ikaoFcGrtJ4fYYQ26Yp4oIzgtPFc8gKBqJM-bq-Dxq3hJC1vafupktUeh0JhswDE9rsBeyJt46Vf4K_fXp8PpzxAaIMxKfAKRTUxhWRtisdGQ8Ubp6GSjhOi/s640/1DSC00178.jpg)
アメリカなどでは「Genny shovel is the best of Generaoer case」
と語られる事が多いですが、エンジンはナックルヘッド時代より
毎年のように改良を重ねられパンヘッドの中期から後期の時代に
完成されたと言えるベストなジェネレーターケースの仕様が
アーリーショベルではないかと思います。
上の写真の右側はナックル~パンの初期仕様のカムカバー。
左はアーリーショベルの物でパンヘッドの最終年式である
1965年からの共通パーツです。
写真で確認できますが、リブの厚みなど
かなり強度的に増している事が分かります。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj80PIFmRhDyM7E1_Z_DfKwl2CjnlRUFgCpxj3MEEcHd-ASmPbnyyIMer1JfjOPvmuPNaWoIhHG7ofTNJF30asPtJ9kzmshF6lMTuONRhEAknmFtNaZ6XO5kPUPXaSdHOF_Cf8ZOo2CM6ZK/s640/2DSC00187.jpg)
クランクケースも同様です。
(左がアーリーショベル。右はナックルのケースです)
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiT7zAqEf_Ty0c_r9G4cVeqmkUFEXP-b5o2BzfFPzsVmE2TglUJomB1dMZcn46ThCBhIdnKWklF4d1pEUh_ekKYBvyNQpo1F8KKrW0ZE66_q4qlaGGSITC8Wy9j2ZKPNW99b99hOoSsvNJ9/s640/4DSC00180.jpg)
63-65年の品番に68年のスタンプが確認出来ます。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi6yCr6sIQzmYU2ZZE0cDbMa7b_16Le-_lc627EgRnnDLvoUrxJ1p3GSESKt8Hq9DHbFaLl2x3a99xJ8AEB9KrfMSR0d3bFIbzUm3Gu7v5E7pKAmf5D8HcmcCatWa_YEd5c4YyVpbtKAnlQ/s640/6DSC00189.jpg)
クランクは60年品番のパン後期よりの共通部分です。
レフトサイドのクランクベアリングの仕様も
パンヘッドの前期モデルより、はるかに信頼性が上がっています。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgqhHvI860BEXbytJTb73kvKguuDrqvewGVlFUD31KY7VX8N8FtLLAGoI6Nt1COlpJ_lBsL9jEmXmyAQgoPGbkM-D4LIsmYdubVSOR0APJzNc34OBz0hBT8DVFLEDkD1s50BKQMypLDSDp8/s640/7DSC00205.jpg)
その他、トップエンドはショベルヘッドに替わり
今までのパンカバーのオイル漏れや放熱性対策、
マニホールド位置の変更など、随所に改良が加えられました。
アーリーショベルは、それらジェネレーターケースの
良い所取りの最終年式であると言えます。
良く「パンヘッドと比べ乗り味は違いますか?」と聞かれる事が多いですが
ジェネレーターケースの基本的な乗り味はパンヘッドと共通で
ショベルのトップエンドの分、パンヘッドより
少しテイストが硬くなった感じ、と言えるでしょうか。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgfBiVv6iuT4QNoLB2wTLMX8dHOk80txNPe3Yyo7vvj8YSZoQaYWtYBHtDMMmREZkuOSAx7UPVWwa32_bPClwYzv2py6Pqr3RTyjLiriKCRXfKVYIVIcepzU-GAKju9JlIOtmKjBj_Ll_Ky/s640/682DSC05758+%25281%2529.jpg)
さて、そんなエンジンを軽量なパンヘッドの純正フレームに
積み込んだチョッパーはとにかく走りも軽快です。
33.4ナローグライドのフロントや
リア18インチホイールのセットアップもあり、
乗ると、まるでサーフィンやスケートボードをしているかの様な
感覚もあり、重量のある、ショベルのFLやセルスタート付きのFX等に
乗られている方は、このセットアップに跨るとびっくりされるかもしれません。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgRRcdaMzGPF7WES1kdbHEl0j_q2Yi3YyFE5wNQnvfcnuFDWIlckT_SEF0yD_1lo6UMgrrQQxdzlD-sjF2J9y8KEAyMaGmElGMQ1EhBykhvWREVRyaG2UKhW8fVJcyAxNjOXe6Vz4LuSBoD/s640/684DSC05768.jpg)
その乗り味のテイスト部分の大きな差は
パンヘッドの純正フレームにある要因は大きいです。
レプリカフレームでは味わう事の出来ない、
適度にしなってくれるフレームと重さの違い等
ここら辺は乗り比べた事のある方でないと、解らないと思いますが
私たちは明確な差を知っていて、それが例えば長距離のライディング等になると
リジッドフレームであるが故に腰への負担などを考えると、その差は大きな物です。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjGrbikGTo6gvt4PBmsk-5Ck5HOg_Cori_to-PrK1Z2Ywbt0y8F6Qou-gaoFN0DJBFlR0HQBSmZahwz4dXep70iRLDDY6-478fPvIIGBiNub6CH7c5lUu4qGxCZu6eyNuqNC4xuDKsBk5HA/s640/DSC06783%25E3%2581%25AE%25E3%2582%25B3%25E3%2583%2594%25E3%2583%25BC.jpg)
車体を構成するパーツ類もどれもレアな物ばかりですが
ガスタンクは1965年のハマースキャットモデルの
かなり珍しいオリジナルペイントタンクです。
日本でもオリジナルペイントのこのガスタンクは、
他に見た事もありません。
エンジン年式やその時代背景を考慮し
マッチするパーツでビルドした1台です。
アーリーショベルとは1966年から69年のみの製造と言う
ハーレーの各エンジンモデルの歴史から見ても非常にレアな年式です。
68年のFLHは当時の生産台数5300台(H-D 1903-1969オフィシャルブックより)
であり、この様にマッチングのケース/シリンダー、ヘッドと
当時のままの状態で残っているモーターも今となっては少ないです。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhEQ3ZuFpBGeJKNcKxoXp39ikaoFcGrtJ4fYYQ26Yp4oIzgtPFc8gKBqJM-bq-Dxq3hJC1vafupktUeh0JhswDE9rsBeyJt46Vf4K_fXp8PpzxAaIMxKfAKRTUxhWRtisdGQ8Ubp6GSjhOi/s640/1DSC00178.jpg)
アメリカなどでは「Genny shovel is the best of Generaoer case」
と語られる事が多いですが、エンジンはナックルヘッド時代より
毎年のように改良を重ねられパンヘッドの中期から後期の時代に
完成されたと言えるベストなジェネレーターケースの仕様が
アーリーショベルではないかと思います。
上の写真の右側はナックル~パンの初期仕様のカムカバー。
左はアーリーショベルの物でパンヘッドの最終年式である
1965年からの共通パーツです。
写真で確認できますが、リブの厚みなど
かなり強度的に増している事が分かります。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj80PIFmRhDyM7E1_Z_DfKwl2CjnlRUFgCpxj3MEEcHd-ASmPbnyyIMer1JfjOPvmuPNaWoIhHG7ofTNJF30asPtJ9kzmshF6lMTuONRhEAknmFtNaZ6XO5kPUPXaSdHOF_Cf8ZOo2CM6ZK/s640/2DSC00187.jpg)
クランクケースも同様です。
(左がアーリーショベル。右はナックルのケースです)
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiT7zAqEf_Ty0c_r9G4cVeqmkUFEXP-b5o2BzfFPzsVmE2TglUJomB1dMZcn46ThCBhIdnKWklF4d1pEUh_ekKYBvyNQpo1F8KKrW0ZE66_q4qlaGGSITC8Wy9j2ZKPNW99b99hOoSsvNJ9/s640/4DSC00180.jpg)
63-65年の品番に68年のスタンプが確認出来ます。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi6yCr6sIQzmYU2ZZE0cDbMa7b_16Le-_lc627EgRnnDLvoUrxJ1p3GSESKt8Hq9DHbFaLl2x3a99xJ8AEB9KrfMSR0d3bFIbzUm3Gu7v5E7pKAmf5D8HcmcCatWa_YEd5c4YyVpbtKAnlQ/s640/6DSC00189.jpg)
クランクは60年品番のパン後期よりの共通部分です。
レフトサイドのクランクベアリングの仕様も
パンヘッドの前期モデルより、はるかに信頼性が上がっています。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgqhHvI860BEXbytJTb73kvKguuDrqvewGVlFUD31KY7VX8N8FtLLAGoI6Nt1COlpJ_lBsL9jEmXmyAQgoPGbkM-D4LIsmYdubVSOR0APJzNc34OBz0hBT8DVFLEDkD1s50BKQMypLDSDp8/s640/7DSC00205.jpg)
その他、トップエンドはショベルヘッドに替わり
今までのパンカバーのオイル漏れや放熱性対策、
マニホールド位置の変更など、随所に改良が加えられました。
アーリーショベルは、それらジェネレーターケースの
良い所取りの最終年式であると言えます。
良く「パンヘッドと比べ乗り味は違いますか?」と聞かれる事が多いですが
ジェネレーターケースの基本的な乗り味はパンヘッドと共通で
ショベルのトップエンドの分、パンヘッドより
少しテイストが硬くなった感じ、と言えるでしょうか。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgfBiVv6iuT4QNoLB2wTLMX8dHOk80txNPe3Yyo7vvj8YSZoQaYWtYBHtDMMmREZkuOSAx7UPVWwa32_bPClwYzv2py6Pqr3RTyjLiriKCRXfKVYIVIcepzU-GAKju9JlIOtmKjBj_Ll_Ky/s640/682DSC05758+%25281%2529.jpg)
さて、そんなエンジンを軽量なパンヘッドの純正フレームに
積み込んだチョッパーはとにかく走りも軽快です。
33.4ナローグライドのフロントや
リア18インチホイールのセットアップもあり、
乗ると、まるでサーフィンやスケートボードをしているかの様な
感覚もあり、重量のある、ショベルのFLやセルスタート付きのFX等に
乗られている方は、このセットアップに跨るとびっくりされるかもしれません。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgRRcdaMzGPF7WES1kdbHEl0j_q2Yi3YyFE5wNQnvfcnuFDWIlckT_SEF0yD_1lo6UMgrrQQxdzlD-sjF2J9y8KEAyMaGmElGMQ1EhBykhvWREVRyaG2UKhW8fVJcyAxNjOXe6Vz4LuSBoD/s640/684DSC05768.jpg)
その乗り味のテイスト部分の大きな差は
パンヘッドの純正フレームにある要因は大きいです。
レプリカフレームでは味わう事の出来ない、
適度にしなってくれるフレームと重さの違い等
ここら辺は乗り比べた事のある方でないと、解らないと思いますが
私たちは明確な差を知っていて、それが例えば長距離のライディング等になると
リジッドフレームであるが故に腰への負担などを考えると、その差は大きな物です。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjGrbikGTo6gvt4PBmsk-5Ck5HOg_Cori_to-PrK1Z2Ywbt0y8F6Qou-gaoFN0DJBFlR0HQBSmZahwz4dXep70iRLDDY6-478fPvIIGBiNub6CH7c5lUu4qGxCZu6eyNuqNC4xuDKsBk5HA/s640/DSC06783%25E3%2581%25AE%25E3%2582%25B3%25E3%2583%2594%25E3%2583%25BC.jpg)
車体を構成するパーツ類もどれもレアな物ばかりですが
ガスタンクは1965年のハマースキャットモデルの
かなり珍しいオリジナルペイントタンクです。
日本でもオリジナルペイントのこのガスタンクは、
他に見た事もありません。
エンジン年式やその時代背景を考慮し
マッチするパーツでビルドした1台です。
エンジン始動、ライディングの様子です。
現在もラニングコンディションではありますが
オリジナルのエンジンはそろそろオーバーホールが
必要な時期ですので、フルリビルド後にご納車させて頂きます。
お問い合わせはこちらまでどうぞ。
是非ご検討ください。
info@blue-groove.com
0467-38-7080
BLUE GROOVE
〒247-0064
神奈川県鎌倉市寺分214-104
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ブルーグルーブではLINEで動画などをお送りするサービスを開始いたしました。
車両ご購入ご検討の方に、詳細な画像や動画をリアルタイムでお送り致します。
ご希望の方は、インスタグラム/bgtakaのダイレクトメッセージか
info@blue-groove.comまでLINE IDをお伝えください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
*BLUE GROOVEオリジナルのビンテージハーレークレジット
2.9% 120回払いをご用意しております。
*ローン事前審査はご来店時に約30分で完了致します。
*遠方のお客様もメールとお電話にて審査申し込みが可能です。
*現在お乗りの車両の下取りが可能です。
*遠方納車も致します。
*納車時にエンジン始動や、各取り扱い方法などレクチャーさせて頂きます。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。